2021年の妄想ブログ:
以前から、子どもの迷子防止でこんなグッズがあった。
仕組みは簡単で、Bluetoothで親のスマホと通信し、一定距離以上、離れたらスマホからアラームが鳴るというものだ。
このグッズは、基本、子どもが手を繋いで歩いても嫌がらない1~3歳くらいならば、非常に有効だ。しかし、一人で勝手に歩きたがる4、5歳ともなると、最大通信距離が50メートルのこのグッズでは、ちょっと心もとなかった。
そして、最近出てきたのが迷子防止の電子QRコードタグだ。
これは電子ペーパーの技術を応用して、QRコードを表示する機能をもった30mm x 30mm x 5mmの大きさの電子タグだ。
使われ方だが、子供が迷子になったとき、その子供を保護した他の大人が、このQRコードを読み取り、該当URLのWEBサイトをブラウザで見ると、子供の名前と年齢を確認することができるのだ。
また、親のスマホに対し、同サイトのブラウザ表示するタイミングで位置情報を自動送信する機能や、音声や任意のテキストメッセージをやりとりすることも可能なのだ。
迷子防止の名前タグとは異なり、QRコードなので、悪意を持った大人に子供の名前がバレたりすることなく、また、電話番号やメールアドレスを提示することなく、親に連絡することができるというのも大きな特徴だ。
さらに、電子タグであるため、子供の名前を表示するURLも変更することが可能で、個人情報保護のセキュリティ観点で非常に優れたシステムだ。
今のところ、売れ行きはボチボチのようだが、迷子用ではなく、徘徊老人保護用に注目を集めていて、知名度が上がれば、売れそうなグッズですね。