未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

マニラの歩き方(歩行者は命がけ?)

マニラの歩き方と言っても、旅行ガイドではなく、マニラ(Makati City)の道路の歩き方です。

 

先ず、交差点ですが、普通に横断歩道があります。

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また、歩行者専用信号もあります。

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しかし、この歩行者専用信号が青のとき以外でも、横断歩道を渡ってOKです。

いや、青でもクルマには気をつけたほうがいいです。

つまり、信号よりも、自分の目でクルマが走ってこないことを確かめて、その隙に渡るのが正しい作法?のようです。(自己責任ということです)

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また、この街だけかもしれませんが、ほとんどの交差点は"歩車分離方式"で、クルマの信号が全て赤になってから、全ての歩行者の信号が青になる方式です。しかし、歩行者の青になる時間は非常に短いです。

従って、自分が横断したい道路のクルマ側の信号を見て、赤のときに渡ることを前提とした信号システムのようです。

 

なかなか、お年寄りには厳しいルールですが、国民の平均年齢が24歳と、日本の48歳の半分という若い国なので、許容されるルールかもしれません。

しかし、お年寄り以外にも視覚障害者にはかなり厳しいですが、車椅子用に歩道と車道の段差をなくす工夫がされていたります。

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あと、交通整理を行っている警官を良く見かけます。

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渋滞がひどくなると、この警官たちが交差点の真ん中に立って、信号の代わりに進め、止まれを指示します。

ちなみに、歩行者信号で青になるのを待っているとき、2回ほど警官に青になる前に渡れと指示されました。

 

次に、歩道ですが、ショッピングストリートや大きなホテルやオフィスビルのそばでは、歩道に屋根がついていることが多いです。雨が多い地域ならではの気配りです。

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 ちなみに、ホテルの前などで、敷地のエントランス前にクルマを横付けするための道路があったりします。下の写真の白い線の左側が横付け用の車道、右側が歩道ですが、日本とは異なり、敷地内の車道でもスピードを出します。しっかり歩道を歩き、クラクションを鳴らされないようにしましょう。

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なお、ごく一部ですが、ショッピングモールそばには、高架の歩行者専用道路があります。この場所だけは、安心して、ゆっくり歩くことができます。

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こんな街ですが、3日もすれば慣れます。(3日で帰国しましたが)

教訓は「横断歩道は右見て、車の信号が赤になったら、渡ろう!」です。