東京で鬼子母神と言えば、入谷と雑司ヶ谷が有名ですが、今回は雑司ヶ谷を訪問しました。
昔の最寄り駅は都電荒川線の雑司が谷駅だけでしたが、今は東京メトロ副都心線の雑司が谷駅もできたので、便利になりました。
駅から数分で参道入り口に着きます。
参道の欅並木は今は裸状態ですが、春になり、葉が茂るといい感じになりそうです。
鬼子母神には参道入り口から2、3分で到着。
扁額(看板)の「鬼子母神」の「鬼」には角(点)がないですね。
人の子を喰らう鬼が、お釈迦様の働きかけで改心(三宝に帰依)して、神になったということで、鬼の角がないとか。
ちなみにここは神社ではなく、法明寺というお寺です。
お参りするとき、柏手を打つか迷いました。
絵馬はザクロという珍しいデザインです。
ザクロは吉祥果で、沢山ある身というか種が子孫繁栄を表すとか。
昔、お釈迦様が人喰いをやめさせるために、味が人肉に似ているということで与えたという説を聞いていましたが、これは俗説だったようですね。
鬼子母神の脇には稲荷神社もあります。
以前、ここを訪れたときも猫がいました。
(もう20年以上前なので、そのときの猫ではないと思いますが)
また、平日のためか、境内にある駄菓子屋「上川口屋」が閉まってました。
昔はここで「すすきみみずく」というお守りを買ったのですが、今は職人の跡継ぎの問題で取り扱っていないとか。ちょっと残念ですね。