今回の散歩は桜坂散策のつづきで東急多摩川線、池上線を乗り継いで到着したのは池上駅。
久しぶりに来たのですが駅舎がかなり立派になっていました。昨年リニューアルが完了したばかりで、
そして、左側には「池上本門寺」 そう、池上線は本門寺を参拝するために作られた路線なんですよね。首都圏には結構そんな路線が多くあり、京急大師線(川崎大師)、東武大師線(西新井大師)などもそうですね。
駅舎にあるこちらのポストは緑色。この色、どこかで見たと思ったら、
こちらの池上線の車両の色ですね。この色は30年以上前に引退したのですが2019年に復活したそうです。確かに銀のステンレス車両に部分的に「色」を入れるデザインが多い中、全て緑というのはちょっと懐かしい感じがしますね。
さて、本門寺通りから本門寺を目指します。
参道の商店街にはすごく活況があるわけではないが、マイペースに自分の好きな感じに営業している店もちらほら。こちらは本当渋い。ちょっと入るのに勇気がいりますが。
そして、参道ということで昔ながらのお土産の菓子を扱っている店も良く見かけます。
一番の名物は葛餅。写真にはないですが駅前の浅野屋本舗は1752年創業。270年の歴史があるそうです。
池田屋。今回はここでお土産を買いました。
1人前390円。日持ちは6日間。
こちらは0.5人分です。適当な大きさに切る一手間がありますが、洋菓子系に比べてヘルシーでコスパもいいですね。
さきほどの池田屋前の交差点で東西に延びる旧池上道と交差します。池上道は「相州鎌倉道」とか「平間街道」とも呼ばれ、江戸からの参拝客はここを通って来たと考えられます。
この交差点で右折し、北を向くと「南無妙法蓮華経」の石碑があります。さらにわかりにくいですが、橋を渡った先にお寺に向かう石階段が見えてきました。少し上りになっていて、ワクワク感を演出する参道になっていますね。
途中、いくつかの分家の寺や鬼子母神、大黒天などがあったります。
家内安全、商売繁盛、大願成就など祈りの目的別にいろんな寺社が揃っているのが日本の宗教の特徴ですね。
枝垂桜がいい感じですね。
入り口の総門に到着。黒ベースに金文字の看板、威厳があります。
そして此経難持坂の階段を上っていきます。
振り返ると、結構高いですね。はるばる来た感じがありますね。
そして、ようやく仁王門に着きます。
(つづく)