多摩川線は多摩川駅と蒲田駅を結ぶ長さ5.7km、7駅の非常に短く、地元以外の人はほとんど使わない鉄道路線です。この沼部駅も知名度は高くないですが、3月末になると多くの人がここを降ります。
その理由のわかる場所に行く前に、駅から徒歩1分のところにある東光院を訪ねてみます。こちらの脇には
六郷用水跡の小さな小川があります。
こちらはジャバラと呼ばれる揚水用水車の模型。早春や干ばつで水が少ないとき人力で踏んで水車を回転させ、田んぼに水を揚げていたそうです。見るからにこれは重労働でしたね。
この用水は長くはないですが桜並木になっています。3月27日(金)の時点で桜は八分咲きという感じです。
ちなみにこちらは2016年4月9日の写真。濃い紅色の種類の花が咲いていました。
桜も満開を過ぎ、小川は花びらで埋め尽くされていました。
たくさんのカメが日向ぼっこをしてましたが、その上にも花びらが積もっていました。
そして、今回の目的地の「桜坂」へ。実は桜坂という地名は全国各地にあるのですが、
こちらの東京都大田区にある桜坂は福山雅治の名曲「桜坂」のモデルになった坂と言われています。ちなみに住所は田園調布本町になります。
普段はほとんど人のいないところですが、朝から多くの人が訪問しています。
こちらは桜坂を跨ぐ桜橋。この橋はウッチャンナンチャンのバラエティー番組内のドラマ「未来日記」のロケでも使われて、未来日記のテーマソングが福山雅治の桜坂だったりします。
橋から坂の下り側を見るとこんな感じ。
上り側はこんな感じ。
下の道路から見上げると綺麗なんですが、車通りが激しいので側道から眺めるのがベターです。
坂の上からの眺めです。あと1日で満開でしたね。少し残念。
そして、これが2016年4月9日の写真。橋から見るとだいぶ散っていますが、
側道の方はまだ残っています。道路は花びらの絨毯になっていい感じですね。
桜は満開の時期が短く、しかも眺めるだけならいいですが、写真を撮るとなると青空でないと桜のピンクが「映えない」ので、仕事している社会人にとってはなかなか難しいですね。