未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)実験都市

2021年の妄想ブログ:

昨年から始まった通称「実験都市」。この試みは企業、住民とも好評のため、2市区追加され、計3市区となることが発表された。

実験都市とは、現行法律での規制を緩め、行政単位の大規模な特別な実験が可能な行政市区のことであるが、以前も「特区(構造改革特別区域)」という試みがあったが、それより思い切った内容のものになっている。

概要としては下記。
 ・申請から実施までの審査は最短で1ヶ月。最長でも3ヶ月。
  最終審査の市民投票で2/3の賛成が得られればOK。
 ・刑法に抵触せず、健康や財産の保全に大きな影響が影響がなければ、基本どんな実験もOK。
  (回復可能な範囲ならば許容範囲。もちろん、実験の主催者側で補償。)
 ・実験期間は1から12ヶ月。各々が干渉しなければ、異なる複数の試みの同時実施もOK。

既に行われた実験としては下記。
 ・住宅街を含む、一般道路での自動車の無人自動運転(夏3ヶ月、冬3ヶ月)
 ・ETC3の全自動車搭載による通行情報収集と信号機制御(2ヶ月)
 ・サマータイム(3ヶ月)

実験の主体は企業、もしくは企業連合であることが多いが、実験内容によってはその費用を国が8割まで負担することも好評の要因。また、実験都市選定前に多くの住民の賛同を得ていることから、基本政治的な反発による反対運動の邪魔がほとんどないというのも高評価らしい。

実験都市の選定基準としては、5万人くらいの人口で、鉄道駅が数駅あり、工場地帯、商業地域、農地、学校、病院、娯楽施設などが国の平均から大きく外れない、バランスの良い割合で存在する等である。ちなみに住民にとっては、感想や問題点のレポート作成の手間はかかる割には、少々の謝礼が支払われる程度でボランティアに近いが、ちょっと先の未来の生活が体験できると比較的好評のようで、是非、うちの街でもやって欲しいという意見が上がっているようだ。

現在、5市区が候補になっているようで、誘致合戦もヒートしているそうだ。