未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)絶景麻雀

2021年の妄想ブログ:

2007年上海に行った。既に大規模なショッピングモールや高層ビルが多数あり、世界的にも有数な大都会であったが、庶民エリアもあった。そこでは、広場にテーブルを出してトランプをしたり、将棋みたいなボードゲームを楽しんでいる老人を何組か見た。しかし、残念なことに、1970年後半から80年前半に流行ったジャッキーチェンのカンフー映画に出てくるような麻雀をする人たちを見ることはできなかった。

日本では専ら室内で行うイメージの強い麻雀。特に50代以上のおじさんたちは友人の狭い下宿や暗い雀荘のイメージが強いだろう。また、昨年ブレイクした「AR麻雀」も室内だ。そんな、おじさんたちのアンチテーゼとして、最近流行りだしたのが、絶景を見ながらプレイする麻雀のツアーだ。50代以降のお金に余裕がある層を中心に密かに盛り上がっているとのこと。

人気があるのは、グランドキャニオン、ナイヤガラ、オーストラリアのエアーズロック、スイスアルプス、ウユニ湖など、普通に絶景で有名な観光スポットだ。体験者の話では、これらが眺められる場所で麻雀をすることは、非常に馬鹿馬鹿しく、無駄に見えるが、ある種の快感を感じるそうだ。もしかしたら、この景色が、世界の命運を決める四人の神による戦いだと錯覚させるのかも?

なお、ここでの特別なルールがひとつある。それは、東西南北のローテーションに合わせて、自分たちが席を移動することだ。このことで、ツアー参加メンバー全員が満遍なく景色を楽しめるということだ。

しかし、現ツアーでは、比較的、その場所への移動時間が長かったり、暑い、寒い、風が強いなど環境が厳しいところが多いので、都市部から近く、しかもホテルなどのアウトドア用のエアコンの効いたバルコニーで行うツアーを模索しているとのこと。

また、海外だけでなく、手軽な国内ツアーや、より過酷な場所で行うエクストリーム麻雀(槍ヶ岳山頂とか)を個人で企画する動きもあるとのこと。こちらは若い世代にウケそうですね。