2020年の妄想ブログ:
一方、人生100年時代というような言葉も良く聞いた。65歳で定年になっても、まだ2/3。残りは35年もあるということだ。年金もちゃんと受け取れるかわからない世の中で、定年後、完全に仕事をリタイヤできるのは、ごく僅かな人たちだけだろう。
副業という言葉も、残業が減って、給料が減って、さらに長い老後に備えてということで、そのころ良く聞いた。実際、最近、大手企業のほとんどは副業禁止を社則から削除したようだ。
そんな情勢を受けて出てきた言葉が、ワーク・ワークバランスだ。
この言葉は、本業と副業のバランスという意味だが、どっちの比率を上げても仕事だらけというネガティブな意味ではなく、生活を支える給料のための本業と、人生に潤いや意義を与えるための趣味関連や奉仕系の副業とのバランスという意味。この両方が良いバランスをとることで、より良い人生が送れるということ。
これって、企業体で考えたら利益を出すためのサービス・製品と、儲からないが冒険、チャレンジしたサービス・製品がバランスをとることで、安定しつつもほど良く活性化した企業風土をつくる考えと同じなんですよね。
でも、よくよく考えたら、売れないころの芸人、漫画家、バンドマンって、昔からワーク・ワークバランスを考えた生活をしていたのかも。(そんな甘いものではないと怒られそう!?)