先日、諸事情で取引先のオフィスで2日ほど働きました。
詳しい場所は言えませんが、近くに老舗デパートもある超一等地のビルの9階。
ビルはまだできたばかりで全てが新しい。オフィス内にはカラフルなデスク、ソファ。遊び心のある変わったデザインの会議テーブルなど。
窓際のデスクで東京の街を眺めながらの仕事。
お客様の目があるのであまりリラックスはできませんが、なかなか良い体験でした。
一方、このオフィスですが在宅勤務でそこには2~3割しか人がいません。
セキュリティ面で難しいですけど、空いているエリアをリモートワークで貸し出しして欲しいなとちょっと思いました。
ということで、都内でリモートワークできる場所を調べてみました。
先ずは高級ホテル。最近はコロナ禍の影響で観光業が厳しい分、安定した収入を得るために長期宿泊プランを打ち出してきている高級ホテルが多いですね。
ホテルニューオータニ(紀尾井町) 30泊 39万円
帝国ホテル(内幸町) 30泊36万円
ANAインターコンチネンタルホテル(赤坂) 30泊35万円
京王プラザホテル(新宿) 30泊21万円
30万円越えでも1泊で考えると1万円台とかなり安いです。さらに京王プラザホテルは2人利用もOKだから1人1泊3,500円と激安ですね。(既に完売のようですが)
いわゆるサブスク的考えで、土地代などのかかる固定費は客がいなくても最低限賄う必要があるから、だったら安く泊まらせてしまえと。ここで単純に安くするとブランド力も下がるが、30泊とすれば簡単には手が出ない値段なのでブランド力は維持できるという考えですね。
高級ホテルの眺めの良い部屋で仕事。確かに憧れますが、ON/OFFの切り替えがしにくいのが難点です。24時間とは言わないが終始仕事のことを考えているエグゼクティブ(取締役クラス)向けですね。
次はカプセルホテル。
天井高2.3m、床面積3平方メートルの「テレワークポッド」を1日3,000円、月額69,000円で借りれるそうです。こちらはいい感じの狭さで落ち着きそうですね。
最後はキャンピングカー?
昔、桜前線に合わせてキャンピングカーで移動をしながらテレワークするという人が紹介されていたけど、これは普通の駐車場に置かれたオフィスという感じ。キャンピングカーの宣伝も兼ねているようですね。
それにしても、冒頭に話したオフィスですが、そもそも一人当たりのスペースも広いのにほとんど人がいないオフィスに高額の家賃が払える(自社ビル?)なんて、あるところにあるんですね。お・か・ね。