未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

福生 多摩川河川敷の桜

今回の散歩の出発地は拝島駅

東京近郊の人以外には馴染みのない駅かもしれませんがJR青梅線、JR八高線が交差するだけでなく、JR五日市線西武拝島線の始発駅と5路線が乗り入れる巨大ターミナルです。と言ってもいずれも地方の「ローカル線」 西武拝島線の行き先は小平駅青梅線は終点青梅駅奥多摩湖を目指す奥多摩線に接続し、五日市線も自然豊かなあきる野を走る路線。八高線は八王子を出発し、ひたすら北上し埼玉県川越を抜けて群馬県高崎を目指す一部区間が非電化(電車ではなくディーゼル車で運行する)の関東屈指の超ローカル線。25年以上前、1年ほど青梅に住んでいたのですが、そのころは分岐線路が多いが何もない駅でした。それでも青梅線の一部や西武拝島線の一部が新宿直通ということで近年人気が出てタワーマンションが建ったのはちょっとびっくり。駅も2010年に線路ホームの上に改札とコンコース広場がある橋上駅舎となり、コンコース西側の大きなガラス窓からは絶景が見れます。

ここから五日市線隣の熊川駅へ。この辺りも拝島駅同様、少し小高くなっているので遠くの山々が見えます。

裏は丹沢の山々? 高尾山も見えると思われますが、どの山かはわかりません。

しかし、この山だけは小学生でもわかる富士山ですね。

駅から西に向かうと「く」の字に曲がった下り階段があります。この辺りは立川段丘の縁(へり)であり、駅のある方は崖の上にあたります。この階段を降りると水辺のある公園があります。この崖から出る湧水を使った公園みたいですね。(本物の湧水なのか人工的に引いた湧水なのかは不明ですが)

そして、さらに西に進み、URの団地の角で曲がると桜並木があります。

この日は4月2日。この辺りは丁度満開でした。

さらに並木道の小さな階段を上る多摩川の土手に出ます。

そして、この南側の土手の上の歩道は2.5kmに渡って500本が一斉に花を咲かせている長い長い桜並木。ここの桜並木の存在は青梅や国立に住んでいたころから知っていて、いつか見に行こうと思っていたのですが、四半世紀以上経ってやっと実現しました。

ただ、桜のピンクが映える折角の快晴だったのに朝早すぎて逆光。(この時7:40)

もう少し日が高くなってからのほうが写真映えはしますね。

4月になったとは言え霜が降りるくらい寒い朝

それ故、富士山が見えるくらい空が澄んでいたのですが。

五日市線と桜。この日は電車から見える桜も良かったですね。

多摩川も河口から約50km、この辺りまで来るとかなり水が澄んでいますね。

次に訪問したのは熊川神社Wikipediaによると平安時代初期に創建、多摩川の砂鉄で製鉄していた人々が宇賀神を祀ったのが起源だとか。

後で調べてわかったのですが、広瀬すず主演の映画「ちはやふる」の撮影に使われていたようですね。

境内には七福神も祀られていて、絵馬にも七福神が描かれています。

この細長い形状の絵馬は珍しいですね。

この神社の横には澄んだ水の小川がありますが、玉川上水から引いている熊川分水です。このあたりは多摩川に近いのですが立川段丘の上にあるので直接水を引けず、これができるまでは水の確保に苦労したみたいですね。

(つづく)