未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

横浜 あざみ野、江田、市ヶ尾 田園都市線のマイナーな駅周辺を散歩してみる

今回の散歩の出発地は東急田園都市線あざみ野駅

横浜市営地下鉄ブルーラインの終点でもあるターミナル駅ですが知名度はちょっと低いですね。駅前もこじんまりとしています。

駅の西にある道路を南下すると

あざみ野うかい亭があります。川崎・横浜エリアでは有名な高級鉄板焼きのお店です。

ランチで7,700円から(2023年2月時点)。ホームページの牛肉美味そう。

この写真だと外装だけですが、やはりホームページの写真だと内装も明治時代の和洋折衷の貴族の家という感じでいいですね。

まぁ、この店のある通りは住宅地ですが高級そうな邸宅が並んでいます。横浜市青葉区のあざみ野は高級住宅地として一部では有名ですからね。

劇団四季の本社でもある四季芸術センターや慶應義塾横浜初等部があったりとちょっと文化・教養の高いエリアですね。

そんな住宅街を抜け、隣の江田駅前の通りに出るとコメダ珈琲店があります。

ここでコメダ珈琲店自動販売機を発見。店は時々使っていたがペットボトルのコーヒーもあったんですね。あとで調べたらこちらは500mlで620円! 量を考えたら店で飲むよりかは安いけどちょっと高級ペットボトル。でも、この辺りなら売れるのかな。

そんなかんなで隣の江田駅。ここはさらに駅周辺でも静かなところで、

ちょっと歩くとやはり高級住宅地ですね。ちなみに住所表記は「荏田」。元々ここにいた豪族の名前の「江田」だったけど、その後湿田や水源を示す「荏田」になったとか。ちなみに駅名は駅設立時に当用漢字と「荏」が使えなかったので「江田駅」になったとか。なんかややこしいですね。

そんな江田駅から住宅地を20分くらいぶらぶら歩くとあるのがこちら

市ヶ尾横穴古墳群です。

6世紀後半から7世紀後半にかけて作られた横穴墓だそうです。刀・土器類などの遺物が発見されたそうで、古墳より手間はかからないが、それなりの土木作業が必要で、当時の有力者のお墓でしょうか。

さらに北西に15分ほど行ったところにあるのがこちら。

稲荷前古墳群。こちらは4世紀から7世紀ごろのものとか。

こちらは古墳からの眺め。

西に丹沢の山々と富士山が望める良い所ですね。近くには鶴見川が流れていて、川の傍の高台という昔の不動産的に良物件ですね。この目の前には日野往還と呼ばれていて高幡不動で有名な東京都日野市と東海道神奈川宿(横浜市神奈川区)を結ぶ道路があります。そして、数百メートル南に行くと旧大山街道(国道246号の旧道)と交差します。今は田畑が残るのどかな住宅地ですが、昔は交通の要所として賑わった場所だということが想像できますね。

そこから鶴見川の土手に出て南下していくと巨大なループ道路が見えます。

こちら国道246号線(厚木街道)から横浜青葉IC(インターチェンジ)に繋がるランプです。今、横浜青葉ICは東名高速道路だけでなく、新横浜駅方向に行く首都高速神奈川7号横浜北西線にも繋がっています。このあたりは現在においても交通の要所になっていますね。

そこからマンションが並ぶ坂を上り、市ヶ尾第三公園の横を抜けると、

市が尾駅に到着です。今回3駅ほど回り、どれもマイナーではあったのですが、もしかしたら昔この辺りはかなり賑わっていた土地だったのかもしれませんね。