未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

春日から白山、本駒込へ 歴史を探るとお局(つぼね)、哲学、初夢ですね。

水道橋散歩の続き。


水道橋から白山通りを5分も歩けば隣の春日駅知名度は低いのですが都営地下鉄三田線大江戸線の乗換駅だったりします。この地名の由来は「春日局」。徳川家から領地として与えられこの辺りに住んでいたそうです。春日局と言えば秀忠の嫡男「竹千代」の乳母。秀忠や母親のお江は次男忠長ばかり可愛がっていたが家康に直談判し、三代将軍家光への道を開いた立役者です。そして最終的には大奥の取り仕切り役に。女性の園をまとめる日本で一番有名な「お局」ですね。

この駅傍には文京区役所が入っている文京シビックセンターがあります。

地下鉄駅から直結していて、中に入ると高い吹き抜けになっています。文京区は人口20万を超すとは言え区役所としては立派ですね。中には座席数1800の大ホールがあり、テレビ朝日の『題名のない音楽会』の収録で度々使われているそうです。

そして、25階へ。

こちらには無料の展望ラウンジがあります。

東側に見えるのは

スカイツリーですね。

西側には新宿副都心。写真左に東京都庁モード学園コクーンタワーがありますね。

南西方向の眼下には東京ドーム横の小石川後楽園の緑地。手前の鉄道は地下鉄だけど地上の高架を走る丸の内線ですね。

南側は後楽園遊園地。こちらの展望台、夜10:00まで開いているので遊園地夜景も楽しめるようです。無料の施設として本当凄いのですが残念ながら2025年3月1日から改装工事のために閉鎖。再開するまで我慢ですね。

白山通りを北上し、白山駅を少し過ぎた辺りにあるのが箱根駅伝でお馴染みの東洋大学。前身は哲学館、創立者井上円了、明治の哲学者であり、妖怪博士としても有名ですね。

東洋大から東へ少し行くと本郷通りへ。地下鉄南北線本駒込駅傍の天栄寺前には「駒込土物店跡」と書かれた石碑。

土物とは大根、人参、ゴボウなどの土のついた野菜。ここ駒込は江戸時代、神田、千住と並び江戸三大青果市場と言われたそうだ。この近くにある駒込富士神社付近はナスの生産地として有名で、また、本郷通りと並行する近くの白山通りは旧中山道で、それ以外にも田端や千駄木・谷中の方にも道路が延びていてここは交通の要所。近隣の農民が野菜を江戸に運ぶ途中、休憩した場所であり、自然と市が立ったようですね。

田端方向に進むとこの辺りでは身代わり地蔵やおその地蔵で有名な常徳寺

「何日に」「何日までに」というように日を限ってお願い事をすれば願いが叶うと言われている日限地蔵を祀っている徳源院、そして道路の反対側には高林寺、蓮光寺、養源寺という感じでお寺とお地蔵さまが多いですね。

もう少し進むと都立駒込病院の前に動坂遺跡の看板がありました。どうやら縄文時代からこの辺りには人が住んでいて村として発展。人の行き来があり、道沿いには寺ができ、ちょっとお参りしやすいお地蔵さまが沢山祀られたという感じですかね。

また、この動坂付近は江戸時代はここは鷹狩りでも有名な場所で八代将軍吉宗が訪れたそうだ。ということで「一富士、二鷹、三なすび」という言葉が生まれたとか。別の説として駿河(静岡県)に居た頃の家康が好きなものを並べたという話もありますが、めでたい話なので個人的にはどっちもありでいいですね。

(つづく)