「働くこと」について、こんな記事があった。
要約すると、将来、労働効率がさらに向上し、あまり働かなくて良くなり、やがてベーシックインカム導入で失業者はいなくなるが、彼らは「働けず稼げないダメ人間」という負い目に苦しめられるられるだろうという話。
現在でも生活保護の支援を受けている人の何割かは負い目を感じているという話は聞くので、この仮説は確かに説得力があるかも。
また、
人は暇だと鬱になる。
という考えは妙に納得します。失業率と自殺率は連動するという話もあるし。
将来、多くの人があまり働かなくて良くなるような産業の進歩が本当にあるのかという疑問はある。しかし、5年、10年では無理だけど、現在は第三期のAI時代と言われているが、第五期、第六期のAI時代を迎える30年、40年先だったらあり得るかも。
そんな将来、果たしてこの問題に対してどんな解法があるのだろうか?
この記事の中では「仕事をしなければならない」という呪縛から解放される世界観の転換という案が提示されていたが、そこまで達するには20年くらいかかりそうですね。
となると、仮にAIやロボットが多くの仕事をこなせるようになっても、人間ができる仕事を「残す」という政策はどうか?
パン屋の販売、居酒屋の給仕、小学校の教師とか、仮に全部こなせる能力があったとしても7、8割はロボットが対応して、残りの一部業務を人間のために残しておくとか。
その時代であれば、現在、低賃金、長時間労働の職種もそれなりの給料で1日4、5時間の労働だったら、今より楽しく働けそうです。
もちろん、時間は短くても向き不向きはあるし、嫌なお客や上司が多い職場に当たるリスクは現在と同様ありますが、その場合でも中途退職でも退職金が減る問題を無くし、雇用保険を充実させる政策を合わせて行えば転職しやすい環境が整うので、この問題はクリアできそうですね。
なんて考えると未来も良いかなと希望が持てますが、反対に「チャーリーとチョコレート工場」の歯磨き粉工場にでてきたコンベアで流れてくる歯磨きチューブにキャップを締めるだけの仕事を毎日延々とやりつづける世界が来たら怖いですね。
(Picture By Pixabay)
今週のお題「ピザ」
昔、ピザパイと呼ばれていたような。
日本お得意の和製英語かと思ったら、アメリカでもそういう呼び方があるそうだ。
しかし、パイ生地は小麦とバターと塩を混ぜたもの。
一方、ピザ生地は小麦とイーストと塩を混ぜたもの。
イーストが入っているので、パイと言うよりパンですね。
でも、ピザパンというと、全く別のモノを思い浮かべますね。