未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)ハーフ通勤定期

2023年の妄想ブログ:

先日、JR東日本で発表があった「ハーフ通勤定期」の導入を、うちの会社でも検討することになった。
この「ハーフ通勤定期」は利用できる日数が10日に限定されたもので、通常定期の75%の価格で購入できる。

2017~18年ころに盛り上がった「働き方改革」を受け、在宅勤務の割合が増え、2022年の調査では出勤が週3回以下という人の割合が30%を超えた。以前は、JR東日本は近隣の私鉄より通常料金が高いが、通勤定期では安くなり、複数競合路線ではJRを選択させる企業が多かった。しかし、毎日通う必要がなくなると、定期は割高になり、そのうち定期をやめ、JRから私鉄に切り替える人が徐々に増えていった。そもそも在宅勤務増加で通勤客の絶対数が減る中、JRはますます厳しい状況となった。

そこで、てこ入れとして2021年には紙チケットでしか使用できなかった回数券をsuicaでも利用できるようにしたが、私鉄各社もすぐさま追従し、さらにJRからの移行を促す各種キャンペーンを行い、私鉄各社の勢いに拍車がかかった。

この状況の打開策としてJRが考えたのが「ハーフ通勤定期」である。現行の通勤定期では、例えばある区間では6ヶ月定期で1ヶ月あたり13日通勤すれば元が取れる値段設定であるが、ハーフ通学定期ならば10日で元がとれるようになる。

国内の多くの企業は通勤費用を負担しているが、通勤定期が割高になり、一部企業は個別清算にシフトしているが手間がかかるため、この「ハーフ通勤定期」には大きな期待がかかっていて、わが社もそれに乗っかるようだ。

一方、私鉄側は通勤定期の割引率での対抗せず、通勤用pasmoを検討。大手各社の経理ソフトサービスの個別清算と連携するようだ。こちらも早く対応してほしいですね。