未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)五つ星ドライバー

2022年の妄想ブログ:

2017年に起きた、あおり運転に関連して夫婦2人が追突事故で死亡した事件をきっかけに、ドライブレコーダー(通称ドラレコ)を付けるドライバーが急激に増えた。さらに2019年の法制化以降、録画した映像をサーバに保存するタイプも急激に増加した。

一方、車間通信を搭載して、見通しの悪い交差点で接近する車を感知すると、注意喚起する機能が付いたドラレコがでてきたのも、ちょうどそのころだ。

そして去年あたりから出てきた新機能は、そのカメラと車間通信を利用し、マナーの良かった車に対して、「いいね」が送れる機能だ。

「いいね」と言っても、運転手が判断するのではなく、カメラで撮った映像をAIで解析して判断するのだ。ちなみに、右折待ちや渋滞の高速道路の進入時に止まってくれたとかだけでなく、黄色信号で強引に進まなかったとか、横断歩道で人が待っているときに止まったとか交通ルール上、当然守るべきケースでもマナーが良いと判断してくれるそうだ。

この「いいね」が送られたとき、ドラレコからチャイムが流れる。また、マナーの種類によって1から5ポイントが加算される。そのポイントに応じてチャイムの種類も変わる。5ポイントをもらったときに流れるチャイムは、かなり嬉しくなるそうだ。ちなみに、マイナスポイントはないそうだ。あくまでも加点方式だ。

そして、累積乗車時間とその総合ポイントにより、それぞれの車に星がつくようになるのだ。星は最大5つで、最低はもちろんゼロ、星なしだ。

この評価の星もドラレコ上で確認できるようになっており、また、ナンバーが映れば他人の車のも確認できるのだ。この製品を使っている人は、高速道路の渋滞のとき、後ろの車の星が少ないと、隣のレーンに移りたくなるそうだ。

このサービス、まだそれほど普及していないけど、最近、マナーの良いドライバーが心なし増えたような気がする。本格的に普及したら、悪名高い愛知県でも、快適に運転できるかも。