未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

靴下を脱ぐと体も心もオフになる

今週のお題「お気に入りの靴下」

 

自分は小学校高学年まで靴下を履いていませんでした。なんか、束縛される感じが嫌だったんですね。中学になったら制服になるので、石田純一ではあるまいし(当時話題にはなっていませんが)、靴下を履かないわけにはいかないと言うことで履きだしたら、意外と直ぐに順応して、靴下を履くようになりました。

 

それでも外から帰ってきて、靴下を脱ぐときに感じられる解放感は、心も体も解放される感覚が何とも言えずいいですね。

 

30代前半のころ、五本指靴下にはまってました。元々オシャレとかに興味はないのですが、五本指靴下はどこかオッサンっぽかったので避けていたのですが30代を過ぎると、まぁいいかと購入。世の中で言われているほど劇的に変わるものではなかったですが、5本の指が自由に動けるといことで解放感がありましたね。

 

しかし、たまたま買った靴下のメーカーのせいか、普通の靴下よりかかとに穴があきやすく、頻繁に買い替える必要があったため、次第に履かなくなりました。今考えると、普通の靴下と同じ値段帯のものを買っていたので、数量が少ない五本指は品質を抑えることで同価格帯を維持していたのかもしれません。また、もしかしたら指以外でも快適性を良くするために通気性が良くなる編み方をした布を使っていて、その分耐久性が低くなったかもしれませんね。

 

ところで、靴下もですが靴も自宅で履き続ける欧米の生活スタイルは自分には向いていないですね。家に入って靴下を脱ぐという行為は、外敵から身を守るために身に着けていた体と心の防具を脱ぐ儀式みたいな感じで、オンとオフの切り替えをこれで行っています。

 

これは在宅ワークで自宅で仕事をしている時も同様で、靴下を脱ぐ必要はないですが、靴下を脱ぐことが切り替わりのスイッチになっています。ただし、床の冷たさが気になるこれからの季節は厳しですね。そうなると、室内用のモコっとした、あったか靴下に履き替えるという方法もありますが、昔そんな靴下を履いて廊下を走ったときに盛大に転んだ思い出があり、ちょっと二の足を踏んでいますね。靴下なのに。。。

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ビジネス小技:上司と自分の意見が違うとき3つの案を提案する

上司と自分の意見が違うとき3つの案を提案する

最近、「選択の科学」という本を読みました。

この本は「選択」に関する法則やそれを実証する実験など科学的な知見を紹介したもので、小さな文字がぎっちり詰まった正味330ページのボリュームたっぷりの本です。

 

この中で解説していた法則で(要約すると)「人は選択できないことがストレスになる」というのがあり、そのことで自分が昔やっていたビジネス小技を思い出しました。その小技とは「上司と自分の意見が違うとき3つの案を提案する」というものです。実例としてはこんな感じです。

 

無茶ぶり上司を説得するには

ある日、部長から製品企画でこんな機能も欲しいよね、あんな機能も必要だねと積み上げた機能てんこ盛りの企画案を提示された。しかも期間は6カ月と超ハード。

日本のガラケーが衰退した理由を知らないのか!とか罵倒して、突っぱねることもないサラリーマンなので了承。しかし、一緒に仕事をやるメンバーに説明することを考えると頭が痛くなる。やる気が上がらない仕事をやること、やらせることほどツライものはないですからね。

 

そこで部長提示案(案A)に対する改善案(案B)を新たに検討。案Aで10あった機能を市場調査で人気が高い5機能にB案を考えた。このB案では案Aより満足度は20%下がるが開発コストがそれ以上の40%下げれるので、黒字化がしやすいという具体的な数字を交えてロジカルなストーリーで説得することを考えました。

 

 案A:部長提示案)

   10機能、開発費5,000万円、価格500円で発売。

   →100,000個売れば黒字。

 案B:自分が考えた改善案)

   5機能、開発費は3,000万円、案Aより満足度が20%下がるので400円で発売。

   →75,000個売れるだけで黒字が達成できる。

 

しかし、これをそのまま提案しても「そんな数字は幾らでも適当にでっち上げれる」と反論を受けるのがオチ。仮に部長がこの提案が一瞬納得いくと感じたとしても、自分の最初の意見が否定されるのですから、おめおめと良い提案と認めるわけにはいかず、却下されるでしょう。

 

そこでさらに捨て案=最初から採用されないと思われる極端な案Cを考えます。40%満足度が下がるが3機能だけに絞り開発コストを66%下げるパターンを案Cとし、これらの3案で部長に比較検討をお願いしました。

 

 案A:部長提示案)

  10機能、開発費5,000万円、単価500円で発売。→100,000個売れば黒字

 案B:自分が考えた本命の改善案)

  5機能、開発費3,000万円、単価400円で発売。→75,000個売れば黒字

 案C:自分が考えた捨て案)

  3機能、開発費2,200万円、単価300円で発売。→73,333個売れば黒字

 

3つの案を挙げることによる効果

この3案を挙げる効果としては2点。

 

 (1)実際の手間より検討作業に手間がかかっているように見える

 (2)本命案を他2案との中間にすることでバランスの良い案に見せる効果がある

 

(1)はやってみるとわかるのですが比較項目や調査方法を考える作業が多く、2つ提案するのが3つに増えてもそんなに作業は増えません。一方、2案よりもがんばって調査した感じがするようで、上司からの好感度が上がります。

(2)は有名な話で寿司屋に行って松竹梅のセットがあると、最上級の松セットは手が出しにくいが、一番下の梅セットは嫌だなと言うことで竹を選ぶ人が多いという法則があり、その効果を狙っています。今回の例ですと数値だけみると案Cが一番良いのですが極端な例として説得力が落ちます。そこで行き過ぎていない案Bは良い感じのバランスでは?と思えてきます。

3つ目の効果とは

そして今回、冒頭の本を読んで3つ目の効果に気付きました。

 

 (3)2案では上司と部下の勝負となるが、3案だと客観的な提案からの選択になる

 

(3)は2案でその一つは上司の案となると、その上司から見たら部下とのガチンコ勝負に見えますね。そうなると上司は頑なに部下の案を却下しようと攻撃してきます。しかし、3案ある=自分の案以外に2案あることは、自分の案を却下しても、その上司には残り2つから選ぶという選択の余地があることで大きくストレスが緩和される効果があるということですね。なるほどです。

 

ということで、この小技結構使えますので皆さんも参考にしてください。

もちろん、上司以外も厄介な顧客にも効果はあります。

また、この応用として、上司からとんでもない指示が出たときは代案を2つ考え、その2つから選択してもらうようにしましょう。

 

なお、この小技を使っても上司は自分の案に固執し失敗することがありますが、そんなことが続き、辛くなった場合は迷わず異動届や転職を検討してください。

藤子・F・不二雄ミュージアム 必見! きれいなジャイアン降臨

前回の川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアム散歩続き。

 

今度は屋外の施設です。こちらは井戸のようですがドラえもんの秘密道具の「きこりの泉」です。

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レバーを動かすと、

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きれいなジャイアンがでてきます。きこりの泉はイソップの「金の斧、銀の斧」の話をヒントにし秘密道具。この泉に何かを落とすと女神がでてきて、そこで落としたものより良くなったものを見せて「あなたが落としたのはこの〇〇ですか」と尋ねます。そこで正直に答えると、良くなった方の物がもらえるというアイテムです。

ここに誤ってジャイアンが泉に落ちてしまい、出てきたのがこのきれいなジャイアンです。これを見たのび太ドラえもんがつい「もっときたないの」と正直に答えたため、そのままこのきれいなジャイアンと入れ替わったという話でしたね。

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降臨した後、ちゃんと元に戻ります。これを見るだけでもこのミュージアムを訪ねる価値があると言っても過言ではないかも。

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こちらは藤子F(藤本弘)氏の銅像です。ウォルトディズニーの銅像のような自分が生み出した等身大のキャラクターとの像です。

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芝生にはパーマン1号、2号。

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こちらのベンチにはキテレツ大百科コロ助

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壁から出てくるオバケのQ太郎とO次郎。若い人は知らないかも。

藤子不二雄がコンビ解消でF(藤本弘)とA(安孫子素雄)に分かれたあと、長い間版権問題が決着しなかったのですが和解したんですね。

ちなみにWikipediaによると、オバケのQ太郎藤子不二雄両名が設立した「スタジオ・ゼロ」の作品で、

当初は、藤子FがQ太郎、藤子Ⓐが正太、北見けんいちが背景、石ノ森章太郎つのだじろうがその他の人物を描いていた。

とスタジオのメンバーである釣りバカ日誌北見けんいち仮面ライダーサイボーグ009石ノ森章太郎恐怖新聞や後ろの百太郎のつのだじろうという大御所漫画家が手伝っていたのはスゴイですね。

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ドラミちゃん

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屋外エリアをさらに階段で上ると広場があります。

後ろには緑の森が広がっていますが、一説によるとドラえもんに出てくる学校の裏山はこのあたりをモデルにしたとか(出身の富山県という説もあります)。住宅地の近くでそれほど高くはないけれど、自然豊かな感じが似ているかもしれませんね。

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こちらは「のび太の恐竜」のピー助ですね。映画化は2回されていますが、もちろん自分は1980年版。コロコロコミックの原作連載から読んでいるファンです。映画館で泣きましたね。

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どこでもドア。個人的に一番欲しい秘密道具かも。

ちなみにGoogle Mapsを見ると、このどこでもドアときれいなジャイアンはスポットとして表示されますね。

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こちらは空き地の土管

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実際、登って遊べます。小さな子供だけですが。

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この階には小さなお土産ショップとカフェがあります。

お土産に関しては1階に大きなショップがあり、

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タイム風呂敷や

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ジャイアンのTシャツなどが置いてあります。

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そして、ここでもきれいなジャイアングッズ(クッション)があります。

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また、2階にはガチャガチャもあります。

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買ったお土産はこんな感じ。どら焼きは外せませんね。

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ガチャガチャはドラえもんでした。

自分はコロ助が欲しかったのですが息子の方の希望が叶いました。

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深大寺 緑の木々を見ながら蕎麦を食す

前回の深大寺散歩続き。

 

次に深大寺の参道について。

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山門近くで大きく目立つのが鬼太郎茶屋

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もちろん、ゲゲゲの鬼太郎のお店です。

深大寺のある調布市ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるが住んでいた場所。その縁によって水や緑に囲まれたパワースポットでもある深大寺の参道にこの店が作られたんでしょうね。(単なる観光スポットに作られたといえばその通りなんですが)

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屋根には鬼太郎のシンボルでもある巨大な下駄が鎮座してます。

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近くに停まっている茶屋のクルマも鬼太郎デザイン。

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こちらは2017年のときの写真ですがこのときは目玉おやじの串だんごが売られていました。

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また、その時は一反木綿も干されていました。

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こちらは山門から東方向に伸びている参道。陶芸体験とか観光地らしいサービスも。

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ここの茶屋にて、味噌田楽で一休み。

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参道の脇には湧水の綺麗な水が流れている小川も。

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夏は涼しげでいいかも。

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お土産としてはよくある和菓子の他、こんな花屋もありますが、

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深大寺と言えばこれですね。

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蕎麦です。こちらはバス停の近くにある蕎麦畑の写真です。

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観光マップには十数件の「そば」のマークがあります。

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こちらは一休庵さん。

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水車を前に

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蕎麦を打っていました。

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そして今回お昼に立ち寄ったのはこちらの青木屋さん。

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こちらは弁天池を望むテラス(?)席

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こちらは亀に乗って娘に逢いに行った伝説にちなんだ亀島弁財天ですね。

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以前より水が綺麗になっているなと思ったら2018年にかいぼり(水を抜いて泥をさらう)をしたんですね。

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この景色を楽しみながらおでんと山菜蕎麦です。冷たい蕎麦の方が蕎麦独特の風味が楽しめるんですが、つい立ち食いソバでの癖で温かいほうを頼んでしまいました。もちろん、暖かくても美味しかったですが。

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食事の後は蕎麦湯を飲みながら深い緑の中で休憩。

深大寺は都内でちょっとした観光気分が味わえるお気軽スポットですね。

自分が訪ねたときは10月末でまだ早かったのですが今頃は紅葉のシーズン。混雑するのが難点ですが機会があったら是非行ってみてください。

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(おまけ)こちらは鬼太郎茶屋で買ったポストカードです。水木しげる本人のデザインなのかどうか不明ですが、このおどろおどろしい雰囲気の絵はいいですね。

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(未来予想)紙についてのアレコレ

2030年の妄想ブログ:

 

歳を重ねると10年ってあっという間だが、その10年前で大きく変わることっていろいろありますね。公衆電話がいつの間にか携帯になり、さらにスマホになったとか。

今回は10年前で考えられない紙に関する2030年の常識について語ってみます。

紙のパンフレット禁止

昔は博物館や美術館、役所に企業のパンフレット、展示会の製品チラシ、選挙や市民団体の活動チラシ等みんな紙でしたが、紙印刷について税金を課す法律が施行されて以来、すっかり見なくなりましたね。この法律は日本のエコに対する本気度を世界に示すということで2027年に立案されたもので、中小の印刷会社から大反対がありましたが、結局世界的なエコ潮流が勝り翌年成立しました。

この法律では無料での配布物で紙の印刷物を使うのは禁止。だから10円でも値段がついているか手書きならば大量に無駄に配布されることはないということでOKだそうです。

確かに昔はタダだから貰うが、大して読みもしないでゴミ箱に大量に捨てられるシーンをよく見ていたので、印刷会社には悪いですが本当これは良い法律だと思いましたね。

瓶やラップの紙ラベルがなくなる

昔はお酒やジャムの瓶には紙ラベルが貼られていて、ゴミ捨前に水につけてふやかしてから紙ラベルを剥がしていましたが、時々剝がれにくい瓶があったりして(特に輸入物は)大変でしたね。また、総菜などのラップやプラ容器に商品名や成分表などが書かれた紙ラベルが貼られていましたが、これはゴミ出しの時に剥がしにくいだけでなく、液漏れ防止のビニール袋に総菜を入れて取り出すときシールが袋に張り付いて取り出しにくいという問題がありました。

これが今では瓶やラップに直接印刷されるようになったのは本当嬉しいです。その割合は9割くらいで、今でも紙ラベルを使っている瓶は伝統を重んじる5,000円を超えるワインや日本酒くらいですね。確かに直接印刷よりも紙ラベルのほうがデザイン性や高級感がありますが、消費者側の利便性という意味ではやはり直接印刷が上ですね。

プラスチックトレイが強化紙に

コロッケ、煮物等の総菜、弁当、刺身などの魚介類の容器として長い間使われてきたプラスチック容器もここ数年で姿を消しました。代わりに登場したのが強化紙を使ったトレイや袋です。

昔は夕方の割引タイムにちょくちょく総菜を買ったりすると、週1回のプラスチックゴミの日に大量なゴミが発生していました。このプラ容器は形状がバラバラでしかも丈夫なため、コンパクトに圧縮することができず、かさばっていました。しかも透明のプラ容器は縁が丸くしてあっても尖っていて、ゴミ袋を突き破ることもしばしば。

それを思うと紙はいいですね。強化紙とはいえ簡単に折り曲げられるのでコンパクトできるし、しかも回収回数が多い普通の可燃ゴミとして出せるので本当助かりますね。

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今更ですが選挙に行くメリットって何? 特に若者が

衆議院選挙から2週間経って今さらですが、若者が選挙に行くメリットについて意見を述べることにしました。

 

若者の割合って老人の割合に比べて低いのに意味ある?

日本の人口は65歳以上が31%に対し18-39歳が約22%くらい。

仮に老人に支持される候補Aと若者に支持される候補Bがいるとしたら極端な話、中間の年齢の人たちはA,Bとも同数投票したとして若者全員がBに投票しても、7割の老人がAに投票すればAが当選します。

確かに選挙で大事なのは希望する候補が当選するかどうか。

ケチのつけようがない完璧な正論ですね。

jp.gdfreak.com

しかし、選挙でわかることは当選する、しないのゼロ、イチの結果だけではないです。年齢ごとの投票率と各候補の得票数によって、各候補が挙げている政策について、どの年代がどれくらい強く支持していたかが、なんとなくですが推測できます。

政治家はよほどの悪人ではない限り、自分を応援する有権者だけではなく、なるべく多くの人たちが幸せになる政治を行いたいと考えています。

だから、老人に支持された当選したAだとしても、若者の投票率が高かった場合は落選したBが上げていた若者向けの政策を少し取り入れてみようかとか、老人向けの政策でも若者が僅かだが有利になるように方向を修正しようとか考えるようになると思われます。民主主義である以上多くの人の支持を得るのは重要で、そして次回の選挙に向けての布石にもなりますので。

これは個人候補だけの話だけでなく、もちろん政党レベルでも同様です。今回の選挙でも結果としては自民党公明党が与党という点は変わりませんでしたが、自民党議席を減らした分、僅かですが前回よりかは強引に押し切るような政治決断は減るかなと思いますし、各党ベテランの大物議員が小選挙区で敗れているのを受けて、若干ですが党内のベテランの発言力を抑える方向で組織内の役割交代が起きているようです。

今回の例では若者がこの流れに寄与したかどうかは不明で、かつ投票率より明確な当選落選によってこのような状況を引き起こしていると思われますが、劇的な与野党の入れ替えは無くても選挙そのものが政治家たちの活動に大きな影響を与えていることはわかると思います。

たった一票で何が変わるの?

確かに何万、何十万という票で勝負が決まる選挙で1票は0.01%とか0.001%というオーダーの影響しかないです。

しかし、投票そのものだけでなく投票に関連した会話や行動が他の人たちに影響を与えます。例えば、SNSのつぶやきで直接投票に行ってきたという報告でなくても、選挙に行った帰りに普段行かない駅南口の〇〇屋のどら焼きを買ったとかでも、知り合いやフォロワーが選挙関連のつぶやきを見ると自分も行った方が良いかなと言う気分になってきます。そんなことで1票以上の影響はでてきます。

それでも一人の力が当落を決めるほどの影響はよほどのインフルエンサーでない限りはありませんが、この行動する人が集まることとで大きな波を起こすことができます。

これってプロ選手の毎日の練習みたいなものでしょうか? この1回の練習が1個人の一票に相当、1回の練習は大したことないですが毎日積み重ねることで大きな力となります。つまり、この小さな一歩の積み上げが重要ということがわかれば、選挙における1票が大切であるということは何となくですが理解できるかと思います。

最高裁国民審査も意味あるの?

戦後導入された最高裁国民審査で今まで不信任になった裁判官はいないそうです。それだけ聞くと確かに意味なさそうです。今回の審査でも不信任の割合は5.97%から7.85%と非常に低い結果でした。

しかし、今回の11人のうち不信任票が7%を超えたのは4人でいずれも6月の最高裁決定で夫婦別姓を認めないと判断した人たちだった。つまり不信任までいかなくても夫婦別姓を認めないのはどうかと思う国民がいることが明確な数字として表れたということだ。そして、この結果は今後再び夫婦別姓について議論されるときに何らかの影響があると思われます。

つまり、選挙の当落同様、信任、不信任と言うゼロとイチのようなハッキリした結果にならなくてもそれなりの意味はあると言えるでしょう。

 

ということで、選挙に行くことは義務ではないですが、折角使うことができる権利なので行ってみてはどうでしょうか? とりあえず来年の参院選挙ですね。

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到着する前からテンション上がる藤子・F・不二雄ミュージアム

前回の川崎市の妙楽寺、等覚院散歩続き。

 

長尾橋から府中街道を西に数分進むと歩道にこんな標識が埋め込まれています。

この手だけで何のキャラクターかわかってしまうのがスゴイですね。

次の目的地は藤子・F・不二雄ミュージアムです。

川崎市のこのエリアは藤子F氏が結婚を機に引っ越してきた地であり、ドラえもんが誕生した地でもあるそうです。

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手前の大谷戸交差点そばの建物にもこんな風見鶏があります。

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また、目の前の川(二ヶ領用水)のフェンスにこんなオブジェがあります。

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こちらの建物が目的のミュージアムです。

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ここは鉄道駅から歩けなくはないですが、小田急向ヶ丘遊園駅から16分、JR南武線宿河原駅から15分と少し遠いのでバスで来る人も多いですね。

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そしてここに来るバス全てではないですが、藤子・F・不二雄ラッピングバスになっています。

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お馴染みのドラえもんの主要キャラですが、ジャイアンがいない、、、

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と思ったら少し離れて発見。なぜかきれいなジャイアンだが。

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こちらはエスパー魔美。狸に見えるけど狸と言ってはいけない犬のコンポコとジャイアンに似た風貌だが優等生の高畑さんもいます。個人的感想ですが彼はいいやつだね。

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そして、静岡県民大好き(?)コロ助です。

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こちらのミュージアムは日時指定による予約制です。予約した時間まで館の外で待ちますが、その間は壁に埋め込まれた立体ギャラリーを眺めて心持に待ちます。

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ミュージアムに入る前からいろんな小技がきいてますね。

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暗記パンですね。パンに文章を写し取って食べると覚えれるという子供のころテスト前にメチャクチャ欲しかったアイテムですね。結局、大量に食べてお腹が痛くなり、トイレに行ったら全て忘れてしまったオチでしたね。小さい文字で書けば全然いけるぞと当時真面目に対策を考えていましたね。

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中に入ると先ずは展示室。生原稿や藤子F先生の仕事机などが見れます。(ここは写真撮影できませんが)

2階には真ん中にのび太の自宅が再現されたミニチュアハウスがあります。

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玄関も脱ぎ捨てられた靴の芸が細かい。

「ドラえもーん」と泣きつくのび太が目に浮かびます。

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のび太の部屋も、ドラえもんが寝る押入れも含め細かく作りこまれています。

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備え付けのタブレットで除くと、この3次元のミニチュアの部屋の映像に2次元のドラえもんのび太が表示されるARが体験できます。

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その横にはジャイアンリサイタルの一コマを再現、文字を立体化したオブジェも。

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こちらの壁にあるのは藤子F版のピタゴラ装置(カラクリ装置)です。

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こちらは無料でコミックが読めます。子供も大人も真剣に読んでいます。

これ以外にも2階にはミニシアターがあり、この時はドラえもん誕生のショートムービーが流れていました。

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そして、こちらは男子トイレの小便器上の壁。こんな小ネタもあったります。

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(つづく)