未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

銀座も一丁目まで来ると違った風景が見えますね

銀座散歩の続き。

 

銀座二丁目の看板の後ろに見えるのは

東京風月堂の銀座本店。風月堂は暖簾分けで他にも別の会社として神戸風月堂上野風月堂がありますが、ここは銀座風月堂ではなく東京風月堂なんですね。ちなみに創業家の流れをくむのは上野風月堂です。ちなみにここにある多くの菓子店チェーンの本店にはカフェが併設されています。正に銀座らしいですね。

また、ティファニーの隣はコメ兵!

貴金属買い取りのお店が並んでいるのは微妙だったり。。。

でも、景観を考慮してか郵便ポストをグレーにしているのはさすが銀座ですね。

そして銀座一丁目

一丁目まで来ると中心からだいぶ外れるので高級ブランドの店は減るのですが、

HARRY WINSTONがあったりします。

化粧品のPOLAのロゴが見えます。

ポーラギンザです。山手線で五反田から目黒に行くときに見えるビルが本社ですが、店舗としてはここが旗艦店のようですね。最近はそれほどCM見ませんが、昭和生まれはお昼の12:40から平日毎日放送していた20分ドラマのポーラテレビ小説でこのブランドを覚えましたね。(母親が見ていて小学生の自分には退屈でしたが)

こちらは「金」の売買で有名な田中貴金属のお店TANAKA GINZA。ここはジュエリーだけでなく、小判や金製の小物やカトラリーなんかもおいてあります。誰が買うのかと思いますがお金の使い道に困っている人がこの銀座には来るんでしょうね。

その2つ隣はお仏壇のはせがわの銀座本店。ある意味装飾煌びやかな製品を扱っているので銀座らしいといえば銀座らしいのか。

そして、銀座通り入り口交差点には銀座コージーコーナー

コージーコーナーと言うと京都、福井、鳥取を除く44都道府県に出店している全国レベルで有名なケーキのお店です。銀座を名乗ることができるギリギリの場所にありますね。どちらかと言うと庶民的な価格設定のお店ですが「銀座」の名を冠することでちょっとだけ高級感アップを狙っているんでしょうか。

その向かいにあるこちらの

コナミ本店。ここは歩行者天国のエリアも外れて銀座を外れたかと思ったら、ここまでが銀座一丁目のようですね。

この端にある銀座桜通りを西に進むと見えるのがこの「ぢ」という看板。

痔の治療薬で有名な「ヒサヤ大黒堂」です。こちら本社は大阪ですが東京のお店は銀座なんですね。

この「ぢ」ですが、各社新聞の記事の合間にこのロゴを使ったスポット広告があり、昔は誰でも知っていましたが、今は多くの人が紙の新聞を読まなくなったので若い人は知らないでしょうね。まぁ、今は洋式トイレ+冬でも暖かい便座が標準で昭和の頃に比べ痔に悩む人も少なくなったから、なおさらですね。

これが銀座一丁目の銀座通りの眺め、北東の端からの眺めになります。

長かった銀座シリーズもこれで終了。改めて日本一のショッピングの街、街全体が巨大ショッピングモールという特別なエリアというのを痛感しましたね。本当、日本中に〇〇銀座と言う商店街ができるのも納得した散歩でした。

(おまけへつづく)

ハイブランドの宝石箱 銀座2丁目交差点

銀座散歩の続き。

 

銀座四丁目という銀座の中心地にあんぱんの木村屋總本店があったりします。
ちょっとホッとしますね。
その隣は関東のショッピングモールではよく見かける山野楽器

いずれも店舗の正式名には「銀座」がつき、ここに本店があります。

やはり銀座のブランド力は高いですね。

その隣にある真珠の「ミキモト」も銀座に本店があります。
高級品を扱っている店は銀座というだけでブランド力上がりますね。

そして、銀座三丁目。こちらを代表するのが牛丼でない方の

松屋銀座三越と並ぶ銀座の顔となる百貨店ですね。

松屋は銀座以外には浅草にあるくらいで全国的には若干知名度が低いですが個人的には東京デパ地下の四天王のひとつだと考えていて(他は銀座三越新宿伊勢丹新宿高島屋)、ここと三越のデパ地下を往復するのが銀座の楽しみの一つですね。

さらに通りを北東に進むと見えてくるのが銀座2丁目交差点。

こちらこそ日本一の高級ブランドショップ交差点と言っても過言はないですね。

先ず左手前、交差点西角にあるビルは

フランスの高級ファッションブランドCHANEL、シャネル銀座です。1階から3階までが販売店舗で4階が多目的ホール、10階がレストランになっています。いろんなデザインの建物があふれる銀座で黒を基調とすることでシックでありながら存在感を強調しているビルですね。

そして交差点を挟んで左側の向かい、交差点北角にあるのは同じくフランスの高級宝飾ブランドCartierです。

クラシカルな欧風ビルは絵になりますね。日本語の標識が入らないように風景を切り取るとパリの街角に見えますね。(行ったことないですが)

そして右手前、交差点南角にあるのがLOUIS VUITTON、LVのロゴでおなじみの同じくフランスの高級ファッションブランド、ルイ・ヴィトンです。こちらは単独のビルではなく、松屋の一部となりますが建物壁面がカバンの革のようなデザインで革製品が得意なヴィトンらしいビルですね。

そして、最後は交差点北角のイタリアの高級装飾品ブランドBVLGARI、のブルガリ銀座タワーです。こちらもシャネル同様、9階、10階はイタリアンレストランになっています。小さなピアスでも10万円は超えるがランチであれば6,000円あれば楽しめるようです。(それでもいいお値段ですが)

ブルガリの隣は文房具の伊東屋です。

先ほどの4店は基本予約が必要で気軽に入ることはできませんが、ブルガリの隣にある文房具の銀座伊東屋でしたら気軽に入れますね。普段の生活や仕事で必要ないので購入しませんがずらっと並んだ万年筆を眺めていると本当楽しいですね。

そして、その隣はアメリカニューヨークの高級ブランドTIFFANY &Co.ティファニー銀座本店です。

格子状の窓を不規則に浮かせた個性的なデザインの建物は本当、面白いですね。ここだけ見るとニューヨークの気分が味わえますね。なお、道路を挟んで向かいにあるのは

イギリスの高級ファッションブランドdunhillダンヒル銀座本店です。
こちらにはカフェというか、バーがあります。朝からやっているわけではないのでティファニーの店を見ながら朝食をとはいきませんが、イギリスらしくアフタヌーンティーが楽しめます。

そして、この銀座2丁目あたりが「銀座発祥の地」だそうです。

現在は4丁目、5丁目付近が銀座の中心になりますが、昔の銀座はこの周辺を指していたんでしょうね。

ハイブランドのお店は以前の記事でも紹介しましたが、これらの店舗以外にも別店舗があり、さらに三越松屋、GINZA SIXなどのデパート、ショッピングモールにも出店していて銀座エリアに3店舗、4店舗あったりますが、この2丁目交差点付近にある店舗が銀座だけでなく日本全国エリアのチェーンのフラグシップ店みたいです。
日本屈指の超高級店エリアと言えそうですね。

(つづく)

銀座と言えばここでしょう 銀座四丁目交差点

銀座散歩の続き。

 

出発は銀座線の銀座駅。正に銀座オブ銀座です。

鉄道の路線名は路線全体を表す地名や始発駅の地名を使うことが多いけど銀座線は始発駅の浅草でも渋谷でもなく、途中駅の銀座が使われてますね。実際、休日は渋谷から行っても浅草から来ても銀座で多くの人が降りるので銀座線と名乗るのは納得いきます。そもそも地下鉄は丸の内線、有楽町線とか始発駅名使われていないこと多いですが、他の駅のほうが乗り降りする人が多いので、やはり銀座線はちょっと特別感ありますね。

線路脇の壁面、黒いのでわかりにくいですが、よく見ると銀座の街の風景ですね

改札を出るとこんな感じ。数年前のリニューアルで地下らしからぬ黒を基調とした珍しい演出をしてますね。ちょっと高級感を感じます。ちなみに銀座線の開通は戦前の1939年。天井が低いのも納得いきますね。

そして、地上を出ると銀座四丁目交差点のこの景色。

銀座と言えば多くの人が思い浮かべる風景ですね。

銀座和光の時計塔。こちらは服部時計店(現セイコーグループ)の2代目の時計塔で竣工は1932年。約100年の歴史を持つ高級感ある石造りの建物、銀座を代表する建築物ですね。初めて銀座に来た時、東京って本当カッコいいなと思いましたよ。

和光とセイコーって何の関係があるのと思ってましたが、和光セイコーの前身の服部時計店の小売部門を継承して設立した会社なんですね。

これは別の日、偶然撮影できた工事中の時計塔。初めて銀座に来た人にとっては残念でしょうけど滅多に見れないレアな姿ですね。

その後、訪問したときにはこんな風になってました。

ミッキーマウスバージョンです。

セイコーグループがディズニー100周年を祝っての特別バージョンだそうです。

こちらの交差点に面したディスプレイもミッキーバージョンです。昨年、ミッキーの誕生日に当たる11月18日までの期間限定で今はやってないようですが。

こちらは開店前の和光の入り口。ロゴのデザインが時代を感じますね。

これは別の日のショーウィンドウ。
売り物ではないものをディスプレイするのって銀座らしいですね。

そして、ウィンドウの左側に映っているのは

GINZA PLACE。「FRETWORK(透かし彫り)」をモチーフにした外観デザイン。10階くらいのビルが林立しているエリアは都内でいくつもありますが個性的なデザインなビルが集まっているエリアは銀座がトップだと思いますね。

こちら4、5階はソニーストア。ソニー製品を紹介するショーケースですね。
そして1、2階は日産自動車ショールームNISSAN CROSSING」です。こちらは1963年オープンということで建物は変わりましたが60年以上の歴史があるそうです。

日産は元々東銀座に本社があり、そこにもギャラリーがあったのですが、横浜駅そばにできたグローバル本社のビルの方に一緒に移転。そちらの方がショールームとして大きく、利便性もそれほど悪くないですがこちらはそのまま残っています。人がたくさん集まる銀座の中心的位置にあるこのギャラリーは別なんでしょうね。

そして、このビルに向かいあるのが

銀座三越ですね。

自分の中では高級デパートといって真っ先に思いつくのがこちらの銀座三越ですね。

もちろん三越と言えば本店の日本橋三越の方が規模は大きいのですが、やはり銀座と言う地名がさらにブランド価値を上げているような気がします。
と言っても自分が利用するのは「デパ地下」だけですが。今は無くなってしまったのですが100g 4,000円の生ハムが売っている店があり、そこでその生ハムを買ったとき、自分も大人になったなと感じましたね。

待ち合わせスポットで有名な三越のライオン。

初めて見たときはテンション上がりましたね。

そして、こちらは夜の風景。

前の会社のオフィスが晴海にあり、月一回の出社日に有楽町からバスでよくここを通ったのですが夜の銀座は通るだけで心躍りましたね。

(つづく)

銀座6丁目だからGINZA SIX 安直な名前だがなかなか良いところです

銀座散歩の続き。

 

少し戻って銀座6丁目へ。

ここには明治始め商法講習所と呼ばれるビジネススクールがありました。現在の一橋大学の源流となる学校です。創立者は政治家の森有礼ですが協力者として渋沢栄一福沢諭吉などの名前があります。まだショッピングストリートして発展する前の話で鯛味噌屋の2階が学校だったとか。

銀座ではちょっと異色なのはこちら、イグジットメルサのビルに入っているMウイスキー博物館

1フロアに2000を超える国産ウイスキーを展示。博物館といっても買うこともできるし、売ることもできるそうです。昨今、日本のウイスキーは世界的にも人気があり高騰していて最近も軽井沢1960年という銘柄で5500万円の値が付いたと話題になっていましたね。

そして、その対面にあるショッピングビルが2017年にオープンしたGINZA SIX

元々は銀座最古参の百貨店「松坂屋銀座店」。平成に入り百貨店というスタイルが厳しくなり周りのエリアも含め一気に再開発。そしてできたのが、FENDI、CELINE、SAINT LAURENTと高級ブランドのショップを集めた複合商業施設。

中は大きな吹き抜けになっていてオープンな感じがします。総合的な百貨店ブランドというハイソだが閉じた一葉的なスタイルではなく、分野ごとに多彩な個別ブランドが集め、個人それぞれの個性にあったものを提供するスタイルに変えたということでしょうね。それにしてもドルチェア&ガッバーナにジバンシーがオープンエリアに露店のように出店しているのは珍しいかも。

本屋も洒落た店構えの代官山、二子玉川などにも展開している蔦屋書店ブランドの店。本の値段は全国同じで実店舗でもオンラインでも変わらないが、空気感を楽しみながら買った方が思い入れが違うかも。

なお、個人的には洋服よりも興味がある店はこの蔦屋書店と下にあるワインショップのエノテカとスイーツショップですね。

GINZA SIX屋上はフリーの庭園。緑の木々に覆われて中央は芝生と水をばちゃばちゃできるエリア。夏、乳幼児に人気がありそうです。

芝生には時期によって違うのですが、このときは子供が遊べるジャングルジムのアートが展示されていました。

ベンチというか休憩できるエリアも充実していて、横になって空を見ながら休憩なんてことも。銀座とは思えない癒しの空間です。しかも無料の。

庭園の外周から地上を眺めることもできます。

周りより少し高い程度なので普段見えないビルの屋上を間近で見ることができます。

エアコンの室外機ずらっと並ぶこの景色も珍しいかも。

遠くには東京タワーも見えますね。

中途半端な高さなので展望を楽しむという感じではないですが、北東方向にはスカイツリーも見えたりします。

あと、銀座通りを挟んだ目の前にあるユニクロ銀座店も上から見ることができます。

こちら12階すべてがユニクロ

静止画の写真だとわからないですが窓際のマネキンがぐるぐる回っています。

世界最大規模のグローバル旗艦店だけのことはあります。

また、このGINZA SIXの地下3階にはこんな場所も。

観世能楽堂です。観劇をした後、ショッピングに食事。

この辺りは銀座らしさが残ってますね。

外に出ると12:00を過ぎていたので銀座名物?の歩行者天国が始まってました。

(つづく)

 

おまけ:GINZA SIX地下のパン屋JEAN FRANCOISで買った

レーズンバター。バター上手いです。レーズンとの相性も抜群。

そしてクイニーアマン。

裏返すと何枚も重ねた生地がわかります。甘さでごまかしているクイニーアマンも多いですが、しっかりとパン側の濃厚さを楽しむことができます。

ケーキだと800円からという感じですがこのあたりなら300円程度。

しかし、品質は高いので満足度も高いです。

この辺りを買って屋上でのんびり過ごすというのもいいですね。

小正月の散歩 狛江から豪徳寺へぷらぷらと

今回の散歩の出発地は小田急線の和泉多摩川駅

 

知名度が低いため多摩川のどこ?という感じですが東京都狛江市ですね。

こちらは多摩水道橋。東京都内の水不足対策として川崎市の長沢浄水場側から相模川の水を送るためにつくられた水道橋。なかなか良いデザインですね。

川崎方向には富士山が見えます。

1月は東京からでも富士山が見える日が多いですね。

小正月のころは程よく雪も積もっていますので一番いい季節ですね。

川沿いのグラウンドに人が集まっています。

集まっている理由はFC東京のマスコット「東京ドロンパ」のエアバルーンではなく、

塞の神、正月のお飾りを焼くどんど焼きですね。お飾りは塩で清めて新聞紙にくるんで燃えるごみとして出すこともできますがやはり気が引けます。ということで毎年どこかのどんど焼きに行くのがここ数年の我が家の恒例行事ですね。
と言っても開会式が始まってから30分以上待たされたりするので、お飾りを係の人に預けたら焼く様子を見ることなく去ることも多いですが。

で、今回も早々に次の目的地へ。小田急線に乗って豪徳寺に。

豪徳寺は過去に何回か記事に書いてますが時々訪問したくなるスポットですね。

dad-aslan.hatenablog.com

 

dad-aslan.hatenablog.com

 

こちら招福殿は前回訪問時は改修中でしたが工事が終わってました。

門前の「招福猫児」と書いて「まねきねこ」の像が迎えてくれます。

夜露死苦を思い出す当て字ですな。

絵馬も主役は招き猫

前回来た時は牛でしたが今回は竜との競演ですね。

なんか来るたびに増えているような。

海外からの観光客が3割くらいでしょうか。

確かに国内でも珍しいが世界的にも珍しいスポットですね。

今回訪問した理由は新しい職場を招いてくれたということで選手交代というか、古いのを納めて新しい猫を迎え入れるためです。一月も半ばと言うとお参りするほうは混んでいませんが招き猫売り場の方はこのように並んでいます。

外国人向けに英語の値段票も。一人一猫と制限しているのにサイズ8号5,000円と10号7,000円の大きい方が売り切れ?海外の人から見たらそんなに高く感じないのか。。。

買ったのは前回と同じ3号1,000円です。200円値上げしてますが。
今度はどんな福を招いてくれるのか。

お参りの後は豪徳寺周辺をぶらり。

世田谷線はいつ見てもかわいくてほっこりしますね。

駅までの細い道の商店街

観光客向けに若干お土産っぽいものを売っている店もありますが、地元の人向けの昔ながらの店が多いですね。

そんな趣を生かしてコーヒースタンドとしてやっているお店も。

こちらの老舗と言うより昭和感たっぷりの蕎麦屋

招き猫が良く似合う。

こちらの八百屋

看板のマークはかなり年季もの。

ちなみにこちら手作りのサンドイッチやお弁当も売っています。

こちらでハンバーグ弁当600円を購入。

小田急で新宿南口の電車が見えるスポットで昼食。

正月過ぎて、やっと落ち着きを取り戻した街をぷらつくのも楽しいですね。

(おまけ)新宿高島屋の前を取ったら黄金のラオウ像。

高級百貨店でもこんな遊び心のある展示をするんですね。

 

横須賀線から見える紅葉が私を呼んでいる! 北鎌倉円覚寺

鎌倉散歩の続き。

 

北鎌倉駅はホームのすぐ横に改札があります。東京・横浜方面から来て電車を降りて30秒で着くのが

こちら円覚寺北条時宗が宋より招いた無学祖元禅師が開山した円覚寺鎌倉五山の一つとして建長寺とともに鎌倉を代表する寺の一つですね。

こちらの門前の紅葉は横須賀線から数メートルの場所にあり、ここを電車で通る度、「散歩はどう?」って誘ってくるんだよな。

また、階段も紅葉スポット。ここから記念撮影する多くの人で賑わってますね。

山門も立派です。なんか関東にいながら京都気分が味わえますね。

本尊が祀られている仏殿

こちらの天井には「白龍図」今年の干支ですね。

世間では年初からいろいろありましたが良い年であるように。

選仏場。修行僧たちの座禅場で仏を選び出すという名の通り、ここで切磋琢磨し、伸びてきた若い僧を見出していたんでしょうかね。

方丈の庭園。ここの紅葉は終わりかけですが、

各所で紅葉が楽しめました。

こちらの奥にあるのは舎利殿。昔は鎌倉文化を代表する建物として日本史の試験の定番問題としてよく出ていましたが、現存している建物は室町時代に建てられたものだそうです。そんなことから最近の教科書からは姿を消しているようですが様式は鎌倉文化を継承しているそうです。重要な国宝であることは間違いないですね。ちなみに普段一般公開してませんが、年に数回(正月三が日、ゴールデンウィーク文化の日)に公開しているようですね。

南側の階段を上るとあるのが国宝の洪鐘(おおがね)。こちらは北条時宗の息子、貞時によって鎌倉時代後期の1301年に寄進されたもの。高さは259.5cmで関東一の大きさだそうです。

洪鐘の鋳造は江ノ島弁財天の加護によって完成したと伝えられ、一緒に造られたのがこちらの弁天堂。多くの弁天堂は海のそばや池の島内にあったりするが山の上にあるのは珍しいですね。

ここには茶屋もあり、こんな眺めを楽しみながら休憩することもできます。

薄っすらですが富士山見えますね。

(おまけ)この後は鎌倉駅方面へ。鶴岡八幡宮二の鳥居そばにある

鳩サブレーでお馴染みの豊島屋が展開している洋菓子店へ。

こちらのソフトクリーム。説明書きには砕いた「あの洋菓子」が入ってますと。何が入っているがすぐわかりますけどね。こちら先日まで放送していた「MFゴースト」の10話目でヒロイン「恋(れん)」が友人に「後で奢る」と言っていたものですね。(アニメ内では登場しませんでしたが)

 

鎌倉 明月院の紅葉

今回の散歩は北鎌倉

最近、仕事でずっと横須賀の現場通い。赤く色づく木々を見ながら横須賀線で毎回素通りしていて悔しい思いをしていたが、やっと仕事も落ち着き余力ができたので12/10(日)に行ってきました。

東京駅から電車で乗り換えなしの1時間弱の距離。しかし、東京とは違う地方に来たという感じがありますね。

道すがら住宅地の横を流れる小川にも風情を感じますね。

一般住宅の前の石橋が苔むしている。

最初の目的地明月院に到着。料金は大人500円です。

こちらの寺はウサギがマスコット? 月なのでウサギらしいです。そして、ウサギと言えばカメもセットのようです。

こちらは北条時頼廟。時頼は5代執権、このころ宝治合戦三浦泰村に勝利し北条家による執権政治を盤石にした人物と言えそうですね。

朝の陽光に輝く黄色の紅葉もいいですね。

この季節だと普通の階段ですが両脇の紫陽花で有名な階段です。ここ以外にも鎌倉には紫陽花スポットがあります。20代の頃、有休とって何回か遊びに来ましたね。

宗献堂(開山堂)、歴代の住職の位牌が祀られています。

その脇には明月院の絵馬。やはり紫陽花をモチーフにしていますね。

こちらは本堂。右側には裏にある庭を眺めるための丸窓があります。

ここは明月院の目玉スポット。二列に並んで順番を待ちます。

本堂前の枯山水を見ながら待ちます。

15分ほど待った成果がこちらの「悟りの窓」。この丸は明月をイメージしたものだそうです。下に敷かれた毛氈が反射したためか赤く見えます。

これは数年前に曇りの時に撮った写真ですが趣が違いますね。

紅葉が見れるこのシーズン、朝早かったので10分待ちくらいでしたが、昼頃だと30分以上並びそうですね。

そして、この季節は丸窓から見えた本堂後庭園も一般公開で見学できます。追加料金は大人500円です。ちょっと躊躇しますがお金より見れるときに見ておこうと思うのが50代です。

裏から見ると丸窓はこんな感じなんですね。500円の特別料金、滅多に見れるものではないのでゆっくりと景色を堪能します。

紅葉のピークはおそらく1週間前だったけど、まだいい感じの「赤」です。

この2週間ほど、こんな景色が見られるところの横を素通りして仕事に行くという悔しい思いをしてたので、この日は快晴、絶好の行楽日和で本当良かったです。

こちらの砂の庭、よく見ると亀がいます。

そして本堂のそばにはウサギ小屋があります。また、ウサギと亀ですね。

鎌倉で月とウサギと言えばデパートでもよく見かける和菓子の「鎌倉半月」ですね。

おそらく、この明月院がモチーフなんでしょうね。

www.kamakuragoro.co.jp

なお、今回行きたいという思いがある反面、コロナが明けて観光地は混んでいる、特に東京から近い鎌倉は激混みと噂を耳にして、来年にしようかなと躊躇したのですが、思ったより混雑もなく良かったです。

やはり行こうと思ったときに行った方がいいですね。

(つづく)